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20 LED オーディオレベルメーター Rev. 2.0

12/17にツベタンから20 LED オーディオレベルメーター Rev 2.0基板が届いた!
今回は1枚の基板に2ch分の20 LED レベルメーターを詰め込んだからぎっしり。それでも16cm x 10cmパネルから6枚も基板をとることができた。9ユーロ余計に取られたことだけあって、穴だらけ。ユニバーサル基板なんじゃないかと思ってしまうほど。

今回も5milのシルク印刷がとてもきれい。スルーホールも満足の行く精度で開けられている。今回は1パネルから6枚もとるからギロチンカットを指定。確かにエッジにはバリが残っていたけど、ささっとヤスリ掛けすれば全く問題なし。切り口は若干精度にばらつきがあるけど、これもホビーユースでは全く問題なし。

さて、問題の裏面(ハンダ面)のシルクスクリーンは!

ない。。。

まあ、HPにあるようにガーバーデータを送らなかった私が悪いんだけどさ。追加料金も払っていないから当然の結果なんだけどさ。まあ、裏面のシルクはなくても何とかなるからいいんだけどさ。

さて、気を取り直してさっそく作っていきましょう。

今回の基板はオリジナル部品データをつくっていろいろとトリッキーなことをしている。ICソケットの内側に部品が実装されていたり、抵抗の足を斜めに折り曲げたり、抵抗のスルーホールのピッチも変えていたり。通常の部品面にICおよびその周辺部品、裏面にダイオードとLEDを実装しているので、スルーホールながら両面実装。部品の実装に順番があるので、気をつけて組み立てよう。

まずはダイオードの取り付け。これは裏面に取り付けるんだけど、いきなりシルクがないのでどっち向きにつけていいか分からない!

まあ、こんなこともあろうかと裏面を紙に大きく印刷しておいて、手元においてあったのさ。ここら辺は表側から抵抗が刺さってくるからダイオードを通す穴を間違いやすい。慎重に。ハンダ付けもダイオードのある面だけにしておく。裏(というよりも表面)には抵抗(そしてその上にICソケット)がくるから長くリードを残しておきたくない。

ダイオード面からハンダ付けして、半対面のリードを切断してハンダ付けする。

そうすると写真のようにコンパクトにハンダ付けすることが出来る。

次は黙々と40個のLEDを植えつけていこう。LEDは裏面に実装するんだけど、裏面にLED用のシルクがない。。。 写真は表面から見たところで、表面はVccがベタパターンなのでVccの穴がサーマルパターン(十字にベタとつながっている)になっている。Vccの穴にLEDのアノード(足の長いほう)を通せばOK。

ここもリードを長くハンダ付けしたくないので、まず片側(カソード・・・足の短いほう)を基板の暑さ程度に短く切っておいて、LEDを基板にさす。写真はこの状態で、短いほうの足を表面からハンダ付けする。このとき、LEDを押し付けながらハンダ付けすればキッチリと実装できる。LEDの実装はいかにきれいに並べられるかがポイントだけど、一つ一つキッチリと実装していけばおのずときちんと整列する。

ちなみに、LEDはロームのSLR-342シリーズがお勧め。緑、黄色、橙、赤がそろっていて、それぞれの輝度、発光パターン、形がとてもそろっている。青がないし輝度が低いのが難点だけど、レベルメーターはそんなに光らなくてもいいし、某国製のものより何といっても加工精度が高いので、きちんと整列させるのが楽。輝度ムラが少ないので、餞別する必要もないのもマル。でも、SLR-342は入手が困難なのが玉にきず。

LEDの短いほうの足が固定されたらLEDを押し付けながら再度キッチリと再加熱して再固定する。次に長いほうの足を切って、ハンダ付けする。

こうするとはみ出るリード線がとても小さくなる。

この作業を地道に40回繰り返せばきれいなLEDアレイの完成! ここで一息入れる。

前にも書いたけど、SLR-342シリーズは4色なので、各色5個のLEDを使った。2chなので4色 x 10個。

次にR3、R4、R13、R14(20kΩ)をこれまた部品側からハンダ付けして、反対側のリード線を切ってからハンダ付け。

抵抗は1/4W 炭素皮膜抵抗を使っている。全く問題なく動作するんだけど、左右のバランスとかシビアなことを要求するなら1/4W 金属皮膜抵抗(誤差±1%)を使ったほうがいいかも。まあ、その他の部品にもばらつきがあるので抵抗だけ凝ってもダメなんだけどね。

さて、取り付けた抵抗の上にICソケットを乗せる。下にある抵抗が凸凹しているのでICソケットが安定しない。この場合は半対面のスルーホールを被せるようにセロテープを貼る。ICソケットの足をスルーホールに入れ、ICソケット側から足を2本ほどハンダ付けして固定する。その後テープをはがして半対面からハンダ付けする。

残りの部品を取り付けていく。

まずは中央の背の低い部品から。中央から外へ、小さいものから大きいものへ、下のものから上のものへ、の順番で。

まずは抵抗から。

ICソケット、電解コンデンサ、半固定抵抗以外は実装済み。

半固定抵抗の取り付け。

LEDのすぐ近くに足がくるので、もっとも接近している足をあらかじめ切っておいてからハンダ付けするとやりやすい。まあ、半田付けした後でも、部品の足はクネクネしていれば切れるから大したことではないけど。

最後にICソケット。これも前に書いたように、ICソケットの反対側のスルーホールをセロテープでふさぎ、ICソケットの足を何ヶ所か固定したらセロテープを外して、残りの足をハンダ付けする。

完成!

写真は暗いですが、とても部品が込み合っているから明るくてもよく見えないかも。

LED面。

ジャンパー線で飛ばしているように見えるのはゼロΩ抵抗。整流回路とLED表示部を分離するために入れている。ここを分離できるようにしておくとデバッグが楽なのと、整流回路を変えたりLED表示部だけ使う、なんてこともできるかな、と。

点灯式。

無事点きました~。パチパチパチ~。

半固定抵抗が8つもあって調整が難しいけど、それだけ利用範囲が広いということ。懸案の整流回路の時定数(LEDの動き)と最下位LEDとLM3915、LM3916間のつながりはRev 1.0同様、全く違和感なし。

LM3915、LM3916を使ったレベルメーターはこれが完成形じゃないかな。一般的なスルーホール部品を使ってなるべくコンパクトに仕上げるのはこれが限界かも。

オーディオレベルメーター Rev 2.0発注

20個のLEDを使ったオーディオレベルメータの第2弾PCBをOlimexに注文した。改めてここでまとめてみよう。

Olimexへの注文方法は詳しくはこちらにあるけど、最新情報を付け加えてみようと思う。

今回はGaincloneアンプ基板も試作してみたのであわせて注文した。2つの基板をパネライズするのではなく、2つのパネルに各々1種類のボードをパネライズした。これで2回別々に注文するより送料が節約できるはず。

そして初めての試みとして、裏面シルクを指定してみた。Olimexは標準では上面しかシルクスクリーンを印刷してくれない。裏面にもシルク印刷をお願いするときはガーバーデータを送りなさい、てFAQに書いてあったけど、なんとなく後処理(ガーバーデータ)に苦手意識(食わず嫌い?)があるので、Eagleの22と26レイヤ(21,25に対応する裏面レイヤ)を裏面にシルクプリーズ! ってreadme.txtに書いてみた。さて、Tsvetanはどう反応するか。

Olimexからオーダー票が添付されたメールが届いたのが11/30 5:05pm。追加料金を見てみると、ドリル数が規定オーバーということで9ユーロ追加。あれ? 3ユーロじゃなかったっけ? ツベタン~、冗談よしてよ~、と思ったけどちょっと冷静になってドリル数をカウントしてみた。ボードウィンドウで以下のコマンドを入力する。run statistic-brdあるいはrun count基板(ボード)上は259だけど、1パネルに6ボードだから・・・ 1554。ちょうど500の3倍。規定数の3倍も多いドリル数だから3 x 3 = 9ユーロね。まあ、確かに16cm x 10cmのボードに1554個も穴あけるのは尋常じゃないね。

その他の追加料金はなし。なし?! 裏面シルクはツベタンに華麗にスルーされてしまった。せっかくreadmeに書いておいてあげたんだから、一言なんかあってもいいんじゃない? ここでツベタンに「裏面シルクは?」ってメールしても良いんだけど、このやりとりだけで平気で3,4日はつぶれるし、そもそもガーバーデータで送らなかったのがいけなかったといえばいけなかったし。まあ、裏面シルクは無くても何とかなるからいいんだけど。

送料は2つ合わせて1回のエアメール代になっていた。よし、よし。あとは2つの注文を入れたことで納期が延長されなければいいんだけど。。。

早速ブルガリアにファックスして、ツベタンからのメールを待つ。Free Faxを試したかったけど、面倒くさかったので国際電話といえばKDDIということで、001-010-359-32-621270にファックスした。普通のファックスなら送れたかどうかが分かるから安心だし。

それにしてもOlimexはひとつひとつのアクションに待ち時間があってじれったい。。。

普通なら「fax received」とボソッとツベタンからのつぶやきメールが入るはずだけど、前回は無かった。今回もスルーかな、と思ったら12/1 8:22pmにfax receivedメールが届いた! よ~し、今回は順調だ。この調子だと12月第3週くらいには届くかな? 頑張れ、ツベタン!

※2009/12/10 追記
お~い。。。 ツベタン。。。。 遅いぞ~っ!

※2009/12/10 夜 追記
ここを読んだのか(ないって)、20:58に「shipped」メールがツベタンから届いた! ラッキーなら来週中に届くかな?

※2009/12/17 追記
やった~、きた~!

オーディオレベルメーター完成!

基板がOlimexから届いて早速製作に取り掛かった20 LEDオーディオレベルメーターなんだけど、初めて作ったPCBとあって、やはりバグがそこここに。。。 それを解決するのに少々時間が掛かったけど、無事、完成! パチパチパチ~。

IMG_0506一般公開を念頭に入れて(?)なるべく手に入りやすい3mmΦLEDを探したんだけど、これがまた難航。秋月のOSDR3133A(赤)、OSYL3133A(黄)、OSNG3133A(緑)を選んでみたけど、緑が若干暗い。スペック上は同じくらいの明るさ(500~600mcd)なんだけど、見るからに緑だけが目立って暗い。そこで千石に特価で3mmΦ緑LEDがあったので試してみたら結構いい感じ。発光パターンが少し違うから角度をつけてみると光り方が赤、黄とは違うけど、これは拡散キャップをつけることでカバーできるからよしとしよう。

まあ、紆余曲折はあったものの、無事完成! 長かった~。

IMG_0507バグその1。
LM3916Nの感度を下げるための分圧抵抗の場所を間違えてた (-_-;;)。これは回路図レベルのミスなので、どうにか抵抗の取り付け方でカバー。致命的なミスでなくて良かった。

IMG_0508バグその2。
LM3915N、LM3916Nの電圧範囲を決めるゲインを調整する可変抵抗を入れるべきところが普通の抵抗になっていた (-_-;;;)。う~ん、なんて初歩的なミス。これも回路図レベルのミスだから、なんとか可変抵抗を無理やり取り付けてカバー。まあ、これもリカバリーが楽なミスで良かった。

IMG_0514LM3915とLM3916のつながり具合、コンパレータ(NJM2403D)を追加して増設した最下位LEDの感度とも、非常にいい感じで調整できてる。LED10と11が境目だけど、全く違和感なし。音楽がフェードアウトしていくとともに最下位LEDが明滅する様子は感動的でもある。LEDが音楽とシンクロして動いているのを見ていると、時間を忘れる。。。

さて、これらのバグを直してさらにステレオ対応したオーディオレベルメーター Rev 2.0をOlimexに11/27 1:37 amに発注! 部品点数が倍増していながら基板は小型化!アートワークにも慣れてきて、今回はかなりトリッキーな技も使っていたりして。さて、今度はどれくらいで届くかな。クリスマス前には欲しいところだな。たのんまっせ、Tsvetan!

オーディオレベルメータの製作

秋月のTA1101Bが乗ったUSBオーディオアダプタの、USBアンプとしての機能は一通りできて、ケースに仮入れしたんだけど、なかなかいい音で鳴っている。しかし、今使っているTA2020-020ベースのアンプにはレベルメータがついてて、それがなかなか良くって置き換えができない。これはLB1412というレベルメータドライバICを使ったもので、これはこれで結構苦労したものだけに、未練が残る。

何も思い残すことが無いように、もっといいレベルメータを作ろう、ということになった。でも、現在ではLB1412は手に入らないし、そもそも12セグメントよりも上を目指さないとbetterなものはできない。そこでいろいろとググッてみると、巷ではLM3915、LM3916を使ったレベルメータが一般的のよう。1つのICで10レベルのLEDをドライブできるけど、カスケード接続で10以上のレベルも可能のよう。とりあえず12は超えよう。

早速買ってきてブレッドボードであれこれいじってみるも、LB1412よりもはるかに手ごわい。なんと言っても、そのままつなぐだけじゃチラチラしてレベルメータっぽくない。それと、2つのICをカスケードすれば20レベルのメータができるんだ、って安易な気持ちでLM3916を4つ買ってみたものの、カスケードするならLM3916とLM3915を組み合わせるほうが簡単で、それでも19レベルになる。詳細は割愛するけど、LM3916はVUメータ用とはいえ、かなり大胆なレベル割がされているのが大きな要因かな。

まあ、LM3916 2つのカスケードでも別に問題ではなく、想定しているアンプのケースはタカチのPW15-4-11Bにしちゃったからそもそも20や19レベルはスペース的に無理。17レベルを目指すことにしよう。

で~、ここからも悶々としていて(だからこのサイトの更新が滞っていたりして)、設計と実装となかなか難儀した。そもそも17レベルメータ用LEDアレーなんてない。10レベルならあるけどかっこ悪いし、一般的でない形状のLEDも使いたくない。ということで必然的に3mm砲丸型LEDを何とかして組み合わせないとだめだろう。

schematics色々ググッて製作例や回路図をみたり、datasheetとにらめっこしたり、これもなかなかしんどかった。けど、結局落ち着いたのがこの構成。

あれこれといじって分かりにくいので機能ブロックを分けてみた。まずは整流回路。オーディオ信号はプラスマイナスの小電圧信号なので、そのままその電位を表示しようとしてもチラチラしてしまうのは当然のこと。それで、信号電圧の絶対値をある程度平均化した電圧波形を作り出さないといけない。それが全波整流回路で、2段のOpAmpで構成している。ちなみに、シグナル電圧はとても小さいので増幅も行っている。

プラスの電位だけになっても先端は激しく変動するので、ローパスフィルタをかけてさらにちらつきを抑える。

あとはLM3916の周辺回路になるんだけど、OpAmpを使って入力電圧の範囲を広げながら高段側IC(U2)の信号を抵抗分圧で減衰して入力している。

それでも極小さな音量のときにLEDがすべて消灯してしまうのが気持ち悪くて、最下段のさらに下にもう一段付け加えている。そのためのコンパレータがNJM2403Dで、これは普通のOpAmpで代用することも可能。計4つのOpAmpを使っているので1つのLM324(クワッド・オペアンプ)で事足りるんだけど、やっぱり専用のコンパレータICのほうが動作が安定している。気分的な問題かもしれないけど。まあ、ここまでくれば全てディスクリートに作ってもいいかなって気にもなるけど、LM3916を使いこなすというのもゴールのひとつだし。

あとまあ、試作ボードなのでVRだらけなのはご愛嬌。最初は単回転の簡単なものを使って、微調整を行うときに多回転のものを使うといい。信号の減衰率(dB)を計算して回路設計してみたけど、なぜかうまく合わない。ICの個体差もあるって、どこかのサイトに書いてあった。

boardそして、ユニバーサル基板で設計したのがこの図面。使ったのはサンハヤトのICB-293U。VCCとGNDラインがあらかじめ引いてあるのが便利そうだっただけ。この実装も結構面倒で、なにしろVRだらけでスペースがない。このボードを使ったのは失敗だったかもしれない。多回転VRの足を曲げないとうまくボードに実装できない。

ちなみに、この設計図を表裏逆に印刷すると裏面でのハンダ作業が大幅に楽になる。当然ながら文字はすべて裏返しになるんだけど、慣れてくると普通に読めてくるから不思議。コツは、うちのプリンタはCanonだからプリンタの用紙設定を「Tシャツ転写紙」にすること。Epsonは違う名称だったかな。これだけで裏から見た図を簡単に印刷できる。ちなみに、会社のレーザープリンタにはこんな設定は無かったからできなかった。

そんなこんなで、うまくいけばこれでLB1412のレベルメータを凌ぐものができるんだけど、問題はGNDの取り方。これがうまくいかないと最下段のLEDが点きっぱなしになったりする。ここはもう少し改良したほうがいいかもしれない。

あとはUSBオーディオアダプタと合体させるだけ。といっても、これがまた面倒なんだな。

iPod touchのアイコン変更

そもそも、iPod touchの時刻合わせにNTPを使いたかったのでgNTPdateを入れたらアイコンが物凄くダサかったので入れ替えたかっただけだった。gNTPdateそのものは問題なく動いているみたい。でも、FW 1.1.x時代は確かBossPrefsで時刻設定できたはずなんだけど、3.0.xには無いみたい。3.0.xになってからBoss関係は少し衰えが見えるなぁ。

まあ、それは良いとして、hideoutにアイコンの変更方法があったので早速変えようと思ったら、そもそもiPod touchにPCから接続できない。vsftpdも入れたのに。

ググってみたら、inetutilsをCydiaから入れるといい、と書かれていたので入れて、OpenSSHも入れたと思ったんだけど再インストールしたら無事iPod touchにSSHでログインすることが出来た。コツはSSH1に設定すること。

こうなりゃWinSCPでiPod touchにアクセスして、/private/stash/Applications.pwn/gNTPdate.app/icon.pngを好きなものに入れ替えるだけ。フリーのアイコンを適当に入れてみた。ウマー。

USBオーディオアダプタ(2)

IMG_0247その後、USBオーディオアダプタの正体不明のコネクタを取り除いて音出しを行ってみた。無事音が出てひと安心。ちなみに、USBバスパワーで問題なく動いた。でも、基板を手で触ると暖かい。これは噂どおり電力を浪費していそう。

巷で言われているほど音量が小さい、とは思えないんだけど、AUX出力にイヤホンをつなげてテストしただけだからまだまだいろいろと確認しなきゃいけない。

USBオーディオアダプタ(1)

なんか手頃なUSB-DACがないかな~と物色していたら、なにやらよさげなものが秋月電子通商で売っていることを知って、早速入手してみた。

IMG_0243USBオーディオモジュール(10Wステレオ・アンプ内蔵)、700円。アンプにTripath TA1101Bという一部ではTA2020並に高音質と言われているICが使われていて、USB-DACにはUAC3552Aが使われている。どうやらこのボードはTA1101Bが人気で各所で取り上げられているようで、UAC3552Aは期待ハズレとのこと。USB-DACが目当てだったんだけど。。。 まあ、安かったので、なるべく価格を抑えつつも凝ったものに仕上げていこう。

先人の方々がすでにこのボードにチャレンジしておられて、その中でのいいとこどりをしてみようと思う。参考にしたのはRUUの不定期日記さんと趣味の工作さん。

買ってそのままではどうせ使えなくって手を入れるんだから、この際やれることを最初からやってしまおう、と。で、以下の手順で進めようと思う。

  1. (チョークコイル脇に)SBDの追加
    回路図にはあるけど実装されていないショットキーバリアダイオード(SBD)を取り付ける。これによって動作が安定し、WindowsにUSBで認識されるがこれでは音が出ない。
  2. R500の15kをR16の空きランドへ移動
    これで音が出るようになるはず。でもこのままでは出力音量が小さいとのこと。原因はUAC3552Aの出力が小さいから。
  3. 12V直接供給
    このボードはUSB(5V)入力なんだけど内部で12Vに昇圧してからさらに5Vに降圧しているらしい。これはもったいないので昇圧回路をバイパスして最初から12Vで入力して、5V降圧部分はそのまま流用することにする。昇圧回路を取っ払うのは面倒だから、横ちょから12Vを直接接続する。
  4. 機能+音質アップ
    カップリングコンデンサ交換+電源ラインコンデンサ追加+外部入力追加+入力切替スイッチ追加+ボリューム追加。ついでによさげなケースも入手しよう。
  5. TA1101Bの利得アップ
    このままでは音量が小さいようなので、アンプの利得を決定する定数を抵抗を変更する(22kΩを47kΩに取り替え)ことによって変える。利得は2.136倍にアップするとのこと。
  6. UAC3552Aの利得アップ
    外部入力とUSB-DACからの音量に差ができるようなので、Low-pass filter部の特性を決めるフィードバック抵抗(オリジナル15kΩ)を33kΩに取替えUAC3552Aの利得を2.2倍に増やす。周波数特性が変ってしまうので、フィードバック抵抗と並列に接続されている330pFを160pFに替え周波数特性が変らないようにする。

まずは手順1.で、手始めにショットキーバリアダイオードを取り付けよう。と言っても、結構面倒で、コイル脇の僅かなランドとGNDの間にハンダ付けしないといけない。大きなコイルを回避しながらの作業は面倒そうだったので、スルーホールをランド化して取り付けることにした。

IMG_0234配線材をほどいて細い銅線を取り出し、スルーホールに通す。銅線にはあらかじめ結び目をつけておく。ここにハンダがスルーホールの中に浸み込むように十分熱しながらハンダ付けする。

IMG_0237GNDにも4つのSBDを取り付けるための特設ランドをSBDの足を切り取って円形にしてGND点にハンダ付けする。そこと上で作ったランド間にSBDを取り付ける。取り付ける方向を間違えないように。。。 アノードをGNDに取り付ける。

IMG_0238後はR500についている15kΩチップ抵抗をR16(空きランド)に移動させる。と言っても半田ごてが一つしかないとこれは結構大変。余分なハンダを取り除いて、2つの接点を交互に熱して徐々に取り外していく。ちょっと汚くなっちゃったけど作業完了。これはもう一つ半田ごて買ってこないと、この後の作業が進まないな。

ちなみに、ここでとりあえずこの状態でWindowsに認識されるかどうか試してみたら、バッチリUSBオーディオとして認識された。Windows7 RCだけど。音出しはしていないからR500→R16が成功したかどうかは不明。

続く。。。

充放電バッテリーケース BP-1 をiPod touchに対応させる

IMG_0010アキバのマルツパーツ館にて単三充電池×4でUSB充電できるケース(BP-1)が安かったので買ってみた。iPod touch Gen2は電池の減りが恐ろしく早くて、1日に2回は充電している。外出先で急に充電が必要になったことの場合を考えて、面白そうだから買ってみた。400円くらいだったし。iPod touchは内蔵バッテリー容量も結構大きいらしいから、単三充電池×4の容量をもつこのケースは心強い(重いけど)。

ちょっとだけこのケースの解説をすると、まず、充電、放電、Offがスイッチで切り替えられるようになっている。充電モードでは充電池を入れておいて、付属のUSBケーブルでパソコンのUSBポートなどに挿せば電池が充電される。LEDが充電中、充電完了を教えてくれるのが親切。放電モードにすればUSBポートから充電できる機器に対して充電することができる。

さて、充電が完了したBP-1におもむろにiPod touchをつないでみたならば、、、 充電されない。。。 さすが某リンゴ会社。純正USBケーブルを使ったんだけど、どこかでiPod touch対応の充電器であるかそうでないかを判断しているらしい。

充電器といえばLimorさんのMinty Boostのページをつらつらと眺めていたら、iPodに対応するために、USBの信号線を100kΩの抵抗で3Vの電源にプルアップしている、と書かれてあった。一応Minty BoostはiPod touchは動作が怪しいけど対応可、となっている。回路図を見てみると、ただ単にバッテリー出力(乾電池3V or 充電池2.4V)からUSBの信号線D+とD-に100kΩの抵抗をはさんで接続しているだけ。

IMG_0013それではと、BP-1のUSBポートはどうなっているのかと中をあけてみると、見事にD+、D-は浮いている(=どこにもつながっていない)。それより、安いのに基板上には所狭しといろいろなものが実装されている。これでよく元が取れるなぁ、と感心してしまった。いや、そもそも、こんなに複雑な回路でなにやってるんだろう?

脱線してしまったが、ようするにどこにもつながってないD+とD-端子に100kΩ抵抗と3Vをつなげばいいわけね。でも、BP-1はMinty Boostとは違って単三充電池×4なので、バッテリー出力そのままだと5V超までプルアップされてしまい、USB信号電圧3.3Vを超えてしまう。いろいろとテスターで電圧を測っていたら、LEDには2Vが供給されているのが分かった。2Vのプルアップならなんとかなるかも、と思って千石電商で買ってきた小型の100kΩ(1/8W)抵抗を試しにつないで見たらバッチリ! iPod touchがケースを電源として認識して充電を開始しましたよ。

IMG_0015すかさず基板にハンダ付け。これまたお得意のヒヤヒヤドキドキ空中配線。これならリード線すらいりません。お手軽簡単。最近は熱収縮チューブを使うのも面倒臭がっている。いけませんねぇ。

IMG_0017完成~! ちゃんとiPod touch Gen2が充電されてます。満充電のBP-1がバッテリー切れのiPod touchをどこまで充電できるか、今度試してみよう。ひとまず今回は大成功、ということで。

2009/07/27 追記:
はい、iPod touch Gen2を再起不能なまでに電池を使い切って、BP-1をこれ以上充電できないくらい充電して試してみました。いつまでたっても充電が終わらないなぁと思ったら、iPod touchはとっくに満充電されてて、バッテリーの中にコンセントマークが出てた。この勢いならiPhoneも満充電できるんじゃないかな。

ダミープラグの製作

そんなに必要になることはないんだけど、でも時々音の鳴らないスピーカやヘッドホンが必要になるときがある。たとえばオーディオ機器のエージングをしたいんだけど、音は出したくない、みたいな。いま、iPod touchをバッテリー交換に出したいんだけど、某リンゴ会社に一言も文句が言えないように十分にバッテリーを弱らせておきたかったりする。バッテリー交換のとき某リンゴ会社はご丁寧に、通常使用時の半分(iPod touch Gen1 の場合は12時間の音楽再生)以下のバッテリー容量かどうかをチェックするというから呆れる。

まあ、そんなことで音楽信号は流しても音はしないもの・・・ 単なる抵抗を左右のチャンネルにつなげばいいだろう。抵抗は・・・ ステレオミニプラグの中に入れちゃえばプラグ部分で完結するな。ををを! これぞまさしく、ダミープラグ!!

IMG_0002材料はステレオミニプラグと抵抗2本。たったこれだけ。抵抗値は少し迷って15Ωに決定。普通のスピーカなら10Ω以下なんだろうけど、ヘッドホン/イヤホンの場合は100Ωを超えることもある。iPod用のイヤホンなんかはインピーダンスが低いらしく、20Ω程度のものもあるようなので、手持ちの20Ω以下のものを適当に選んだら15Ωになった、というわけ。

IMG_0004製作も猛烈に簡単。左右のチャンネルに抵抗をつなぐだけだけど、片方は半田付けして、もう片方はオーディオ機器らしく、圧着で留めた。

IMG_0006そして完成! 「カヲル」とネーミングしよう。

IMG_0007iPod touchと接続してみた。ケースの関係で直接挿せなかったけど、うまくつながっているみたい。よくわからないけど。

iPod touchのスケジュール同期で時間が狂う

iPod touchのファームウェアを1.1.4にあげてからスケジュール、連絡先の同期を行っていなかったから、久しぶりにスケジュール管理用Outlookが入ってるPCと同期を取ってみた。

そしたら見事に9時間日本時間より進んで同期された (T_T)

新たな予定を入れて再同期させても新たな予定もちゃんと9時間進んでる (T_T)

いろいろとネットを漁ってみてもそれらしき情報はなし。もちろん、iPod touchとOutlookとの同期の仕方ページはごまんとある。そこにはPC、カレンダー、iPod touch本体の時間帯を合わせないと時間が狂う、とある。でも、ちゃんと本体もカレンダーも「東京」になってるんですけど。。。

試しにカレンダーの時間帯サポートを解除してSpringBoardを再起動してカレンダーを確認したら、なんと、ちゃんとスケジュール予定の時間が合っているではないか。カレンダーの時間帯サポートを外すと直るとは、摩訶不思議。

で、試しにカレンダーの時間帯サポートを有効にしてもスケジュール予定の時間は合ったまま。なんだ、なんだ〜? これだからiPodは危なっかしくって怖いよ。でも、これをスケジュール管理PDAとしてメインに使っていこう。