「タイムドメイン」カテゴリーアーカイブ

JHT-221、偽タイムドメインlight改、タイムドメインmini-f改の聞き比べ

さて、今回もリファレンスディスクは谷村有美のdocile(滝汗)。の他にもGarnet Crowの「I’m waiting 4 you」、シューベルト、Spandau Balletと幅広く聴いてみたり。と言っても、これらを聴きながら気ままに3つのスピーカを切り替えながら流して聴いて、気になるところだけ比較して聴いてみた。

まずはJHT-221。「お、2つも買ったのか、物好きめ!!」と言ったツッコミはさておき、あらためてこのスピーカで聴くとその安っぽさが伝わってくる。新聞紙でスピーカのコーンを作って鳴らしたこんな音になるかな〜、って想像したときの音。高音は出ているけど薄っぺらくって、その上、障子の向こうで音が鳴っているような感じがする。低音はさらに薄っぺらくって、ペコポコして思わず笑ってしまうくらい。

それでも不思議と女性ボーカルの音域ではのびのびとした音が出ていて、安っぽさが逆にスピード感に変身している。女性ボーカルだけに注目すれば、なかなかいい線いっている。ピアノでも普通に聴いている分にはそれほど違和感は無い。高音が続くとさすがに安っぽさがでてしまうけど。

ジャンルを限定すればなかなかいけてるし、¥880なら納得する音だけど、さすがに長くは聴いていられないな。

次は偽タイムドメインlight改。ネーミングはさておき、JHT-221から切り替えると音の厚みが一気に増えるのが分かる。中域の圧倒的な情報量はお兄さんのWhisperを受け継いでいるのが良く分かる。

ここでも面白いのは情報量が増えることによって若干ボーカルが引きこもること。周りの音が主張を始めるためなのか、そもそもAurasoundはこの傾向があるのか。それでもボーカルの息づかい、ニュアンスまでも伝わってきそうな情報量は素晴らしい。改造した甲斐があったというもの。

ただ、やはりというか、低音はまったく出ていない。JHT-221の笑いを誘うペコポコよりはいいものの、やはり「低音」とは呼べない。

しかも、ちょっと気になるのは、Whisperのときに感じた高音の抜けのよさがいまひとつ感じられないこと。高音の伸びは期待していたとおりだったけど、Whisperと比較するとほんの少しだけ高音の伸びが足りないような気がする。中域のちょっと高いあたりに重きを置いた音、そんな感じがする。

ただ、気軽に音楽を聞く分にはもしかしたらWhisperよりもいいかもしれない。

最後にタイムドメインmini(富士通版−改)。TDmf改とでもするかな。

こちらはやはり高音から低音まで高密度な音を出す。これまでの2つを聴いていると、TDmf改は低音が凄い、と感じてしまう。すべての音域について偽タイムドメインlight改を上回っている。やはりTDmf改は素晴らしい。3つのうちどれがいい、って聞かれたら文句なしにTDmf改だな。

と、書いたところで偽タイムドメインlight改が成功だったかどうか???になってきた。JHT-221よりかは格段によくなったので、その点では○。でも、TDmf改には完敗したことには×。少しはTDmf改よりはいいところもあるかと思ったけど。。。

Cougarがいまいちだったのか、そもそもこのサイズのスピーカーに多くを望んではいけなかったのか・・・ ちょっと複雑。

タイムドメインmini[改]のアンプ復活

前回の改造でアンプ部分が機能しなくなったタイムドメインmini(富士通版−改)。アンプ機能は不要だからそのままにしておいても良かったけど、右側スピーカにノブが2つ飛び出てて、何も機能を果たさないのはなんとも空しい。

なんとか断線部分(青いテープが巻いてあるところ)を内部配線で工夫してアンプを復活させようと試みたけどなぜか失敗。そんなに複雑なアンプではなさそうだし、切断したのはDC入力とか入出力部分の近くだからすぐ直ると思ったんだけど。。。

それでも気合を入れて復活させるほどのアンプではなかったからほかしておいたら、若松通商にて超小型デジタルアンプが¥210だったので、2個いってみた。

どうやって実装するか迷ったけど、どうせオンボードのアンプは使わないからすべての部品を取り除いて、基板を使うことにした。

あ、すべてって、必要な部品はそのままにした。必要っていっても、スイッチ、ボリューム、LEDだけだけど。

これがその超小型デジタルアンプ。何かのスピーカの部品が大量に横流しされた、って感じがプンプンする。ちなみにこれはモノラルなので、ステレオの場合はもう一つ必要。

一応簡単な(1枚紙)説明書があって、左上端に入力端子(2.5mmミニジャックも入力端子として機能する)、右端に電源(入力電圧:2.5V〜3.0V)、左下端に出力端子がある。真ん中の丸いのはボリューム。5kΩの可変抵抗のようだ。

とりあえず1つ基板上に取り付けてみた。M3ネジで固定できるようにアンプ側と基板側に穴をあけて、ネジ止めした。モノラルで動作することを確認。

特に問題なし。ちなみに、基板についている元々のボリュームのつまみから遠いほうの可変抵抗にガリが出ていることが判明。20kΩの2連Aカーブ可変抵抗で、基板取り付け可能でつまみが半カケのものがあれば取り替えたけど、そんなのどこ探しても無かったから断念。つまみが欠けているのがそもそもない。なので、そのままにしておくことに決定。聴いててガリガリ音がするわけじゃないしね。

ちなみに、ボリュームを取り替えることになったら、20kΩ2連Aカーブ基板取り付け型可変抵抗を買ってきて、つまみを加工するしかないかな。

もう一つ超小型アンプを追加して、ステレオ対応にする。

意外に基板上にはスペースが無く、もう一つを追加するのに苦労する。写真では見づらいけど、1つ目(右チャンネル用)の上に少し後方にずらして設置した。

この状態になると配線がスパゲッティになるから、もう少し細い線材にすればよかったかな。

電源は3VのACコンバータを買ってきたのでそれを使う。

DC入力端子は元のものをそのまま流用する。ただ、電圧が3VのACコンバータの端子に合わないので、端子コンバータを自作する。

アンプからの出力をどうするか。。。 右チャンネルはそのまま右スピーカ端子に直結しても良かったんだけど、なぜか外出しにしてみた。左スピーカ用出力端子がある場所が使えそうだし。そしてアンプへの入力もこれまでの入り口を使うのはカッコ悪いので左スピーカ用端子がある場所を流用することにした。よって、いままでは左スピーカ用出力端子があった場所にステレオ入出力端子が必要になってしまった。

っていっても、ステレオ入出力(3入力、3出力・・・6端子)端子なるものはないので、6pin DIN端子を使ってみることにした。Groundを共通にして、S端子を使う方法もあったけど、どうせDIN端子を使うんなら6pinでいいかな、と。

6pin DINをどのように固定したらいいのだろうか。。。 さんざん悩んだ挙句、手っ取り早くホットボンドで固めてしまうことに決定。6pin DIN端子のモールド部分を削り取り、必要最小限にしてグルーガンを使ってささっと固定。

グルーガンを初めて使ったけど、これは便利だねぇ。癖になりそう。

ちょっと不安だったのでたっぷりつけちゃったけど、結構接着力は強くて、端子の抜き差し程度ではびくともしない。

これが内部アンプを使った配線図。真ん中に束ねてあるのがステレオ入力端子。ここから入力して、写真の左側のスピーカの6pin DINを通って中のアンプへ。アンプからの出力は6pin DINから外に一旦出てから左右のスピーカへ出力される。

なんとも奇天烈なものができてしまったのだけど、これのメリットは、内蔵アンプを使って他のスピーカを駆動することもできること。って、全然メリットでもなんでもなく、わざわざ別のスピーカを駆動する必要性は全く感じないけど。

ま、とりあえず完成しました、と。

これでちゃんとアンプ機能も復帰して、最大限にパワーアップしたタイムドメインmini(富士通版−改)ができたわけだ。

で、肝心の音質はといえば・・・ いい意味で音に勢いがつく感じ。(なるべく)客観的に聴いてみると、高音と低音がカットされて、中域が強調されたような音色になる。これが「勢い」と感じられるのかもしれない。ホワイトノイズは微量で、音量を上げていっても普段使うような音域では割れることもノイズが増えることもないので、まあまあってところかな。オリジナルのアンプと聞き比べることができないのが残念だけど、高音が出ない、という意味では似たような傾向だから、いい勝負だったかもしれない。

さて、次回は(今回苦労して作ったアンプ部分は使わないけど T_T)いよいよ偽タイムドメインlightとの一騎打ちを行いますかね!!

タイムドメインmini改造記、追加

長らく懸案事項だったタイムドメインスピーカーのユニット交換が完了して、その顛末もまとまったので、興味のある方は「旧コンテンツ」へどうぞ。

タイムドメインminiのスピーカユニット交換 −Sony SRS-Z1用ユニット編−
タイムドメインminiのスピーカユニット交換 −AuraSound “Whisper” 編−

いや、そもそも新しい記事が旧コンテンツにあるのがおかしいな。。。 旧コンテンツから資料庫とか、実験室とかに改名したほうがよさそうだな。うん。

ちなみに、その前の記事は、

タイムドメイン スピーカー レビュー
サブウーファー追加!!

です。