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QEMU, VMware Playerのベンチマークテスト

QEMU、VMware Player上のOSって、どのくらいの処理速度が出るんだろう? と思って、簡単なベンチマークテストを行ってみた。PCMarkとか、Sandraとかはソフトをインストールしないといけないのが面倒。だから定番のSuperπとHDBENCHにしてみた。

これらのベンチマークテストは恐ろしく古いけど、QEMUとかVMwareのようなエミュレーションでは3Dのテストなんかいらないから逆にいいのかもしれない。これらの簡単なテストのほうが直感的に分かりやすいし。

と言うことで、まずはSuperπ。おなじみの104万桁。

環境 タイム
Celeron 900(384MB) 8分33秒
Geode NX 1750 + QEMU(256MB) 2分20秒
Geode NX 1750 + VMware(256MB) 1分45秒
Pen4 2.4@2.9 + QEMU(128MB) 26秒(実際は1分20秒くらい)
Pen4 2.4@2.9 + VMware(128MB) 1分13秒
Pen4 2.4@2.9 59秒

笑っちゃうのはQEMUで、CPUをぶん回すとシステムクロックも遅くなるようで、26秒なんてとてつもないタイムをたたき出してしまっている。QEMUはまだまだだね、というところかな。対照的なのはVMware Playerで、Pentium4 2.9GHzとはいえ、80秒を切ってきたところは意外だった。QEMUもそうだけど、この手のエミュレーションは単純な計算・演算系は得意なのかもしれない。

参考までに、Pen4 2.9GHzのタイムを 1 としたときの相対処理速度をグラフ化してみた。

次はHDBENCH。

環境 ALL
Celeron 900(384MB) 14721
Geode NX 1750 + QEMU(256MB) 14867
Geode NX 1750 + VMware(256MB) 26454
Pen4 2.4@2.9 + QEMU(128MB)
Pen4 2.4@2.9 + VMware(128MB) 25313
Pen4 2.4@2.9 39523

こちらは意外で、QEMUを使ったWindows2000上のWindows2000でHDBENCHが実行できなかった。原因は全くもって不明で、HDBENCH以外は問題なく(Superπの不具合以外は)使えていることから、まだまだWindows版QEMUの完成度はVMwareと比較すると低い、ということかな。

HDBENCHの結果のグラフ。

ベンチの結果は概ねそれぞれの環境の性能を映し出していると言えるけど、アプリの起動時間とか、マウスの引っかかり度とか、細かなエミュレーション環境特有の特性までは描ききれていない。

やっぱり、使い勝手から言ってPen4 2.9GHz上のVMware Playerが唯一常用できる環境かな。GeodeNX1750上のVMware Playerもそこそこだけど、やっぱりもたつき感は結構あって、常用するにはちとつらい。ベンチマーク上はCeleron 900MHzより上であっても、比較すると全体的にCeleronのほうが使っていて「速い」と感じる。

QEMUは遅い上にカーソル移動がゲストとホストで自由ではないし、解像度がXGAどまりなのでまだまだ、といった感じ。もう少し頑張って欲しいかな。QEMU 1.0になったらまた試してあげよう。

VMware PlayerのWin2kゲストで _ が入力できない

LinuxホストにVMware Playerを使ったWin2kゲストでもやはりインストールしたデフォルトでは _ (アンダーバー)が入力できなかった。困ったのは、ゲストWin2kにて日本語キーボードにしても直らなかったこと。

Linuxホスト上でのWin2kゲストでは、ホストOS上で、~/.vmware/preferenceにxkeymap.keycode.211 = "0x73"を追加すればいいことがわかった。正確には、今回はFC4においてrootでインストールしたから/root/.vmware/preferenceを編集した。

設定を行った後にWin2kゲストを起動したら無事 _ が入力できるようになった。やはりVMware PlayerはWindows版とLinux版とでは少し勝手が違うようだ。

VMware PlayerでLinux(FC4)にWindows2000をインストールする

いままで、
QEMUで、ホスト:Linux、ゲスト:Win2k
QEMUで、ホスト:Win2k、ゲスト:Win2k
VMware Playerで、ホスト:Win2k、ゲスト:Win2k
を試してきた。残るは、
VMware Playerで、ホスト:Linux、ゲスト:Win2k
のコンビネーションになるわけだ。いや、本当はもっと他にあるけど、今のところゲストOSはWin2kに絞っているから、焦点はQEMUにするか、VMware Playerにするかである。

さて、Linux(FC4)用のVMware Playerのrpmはここにあるので、Firefoxならダウンロードするとともにインストールも行える。でも、Linux版は初期設定をコンソールから行う必要があり、# vmware-config.plと打ち込んで、次から次へと質問を投げかけられるけど、ほとんどがdefaultでOK。

って、インストール作業は全くここにあるとおりで、そのまんまなので記載は割愛しよう。VMXファイルもそのまんまコピペさせて頂きました m(_ _)m

ただ、XGAより広い解像度が欲しかったから、VMXファイルの最後に# ----- Video -----
svga.maxWidth = "1280"
svga.maxHeight = "1024"
を追加したりしたけど。ついでにDirect3Dを有効にする小技、mks.enable3d = "TRUE"
svga.vramSize = "67108864"
vmmouse.present = "false"
も追加したけど、VMware Player起動時に「このディスプレイドライバではDirect3Dは使えない」みたいなエラーが出てしまって、どうも有効にはならなかったらしい。

ホスト機のビデオカードによってはうまく動かない時があるとのこと。ちなみにホスト機は741GX-MだからビデオはSiS741GXになるのかな。

ホスト機のCPUはGeode NX 1750なんだけど、なんとさくさくとWindows2000が動くこと!! Linux上でWindowsが動いている感動もさることながら、QEMUはあまり実用的な早さでなかったことを考えると凄いことだ。処理速度はCeleron 900MHzで動いているWindows2000マシンを明らかに超えている(そもそも Celeron 900MHzって。。。)

ついでにサウンド系も確かめてみたけど、ちゃんとWin2kの音がLinuxマシンから聞こえてくる(音量バーを操作するときの「ポーン」がLinuxマシンから発せられるのはある意味異様)。USB周りがうまく動いたらもう言うことなし、だな。

VMware PlayerでWindows2000にWindows2000をインストールする

今度はVMware Playerを使ってホストOSがWindows2000のマシンにゲストOSがWindows2000の仮想PCをインストールして見よう。

といってもVMware PlayerはQEMUと比べると至極簡単。Windows用VMware Playerをここからダウンロードしたファイルをダブルクリックで起動して、インストーラーを実行するだけ。

次にゲストOSのインストールを行う。イメージファイルはコマンド プロンプトでc:¥QEMU¥qemu-img.exe create -f vmdk windows2000.vmdk 10Gとして、10GBのVMware用イメージファイルを作成する。面倒くさいからQEMUフォルダで作ってしまった。

VMwareは拡張子がvmxという設定ファイルが必要で、普通のテキストファイルだからメモ帳ででも作れるけど便利だからVMX Builderを使う。ここにインストーラーがあるので、さくさくとインストールして起動する。使い方は特に難しくないので詳細は割愛する。このページのスクリーンショットにあるように、Optionsを設定して、HardwareでHDD、CD-ROM、ネットワークカードなど必要なハードウェアを追加するだけ。

vmxファイルができたらVMware Playerを起動して、作成したvmxファイルを指定する。CD-ROM起動の設定にしておいて、Windows2000インストールCDをCD-ROMドライブに入れておけば、後は普通にWindows2000のインストールを行うだけ。

VMwareではVMware Toolsをインストールするのが慣わし。マウスカーソルを自由にゲストとホスト間を行き来できるようになることと、画面解像度を800×600より広くできるので、これは必須と考えていい。手順は、ここからVMware WorkstationのLinux用のお試し版をダウンロードしてきて、VMware ToolsはゲストOSごとに用意されているので、/vmware-distrib/lib/isoimages/windows.isoを取り出す。VMX BuilderのCD-ROMにこのファイルを指定すればVMware ToolsがCD-ROMドライブにセットされた状態でゲストOSが起動するので、VMware Toolsのインストーラーを起動する。

ちなみに、VMX BuilderのHardwareタブにあるDisplayのMax. Width:とMax Height:を大きくすればXGA以上の解像度を指定できるようになる。VMXファイルをメモ帳で開いてsvga.maxWidth = "1280"
svga.maxHeight = "1024"
を追加してもいい。VMXファイルは # でコメント行にできるので、テキストエディタでちょこちょこいじるにはもってこいなのである。

あと、キーボードが英語になっているので、_ (アンダーバー)が入力できない。そういうときはコントロールパネル – キーボード – ハードウェア – プロパティ – ドライバ – ドライバの更新・・・あたりを手繰っていって日本語キーボードに変更すればOK。なんかワーニングがでるけど、無視無視。

VMware PlayerはQEMUより早い。解像度もXGAより広くできるし、ネットワークもブリッジモードに簡単にできて扱いやすい。WindowsであればVMX Builderでイメージファイルも作れそうだから、QEMUを使う理由はこれっぽっちもないかもしれない。

会社のVirtualPCはVMwareを使うことに決定!

QEMUを使ってWindows2000にWindows2000をインストール

今度はQEMUで、ホストOSとしてWindows2000、ゲストOSとしてもWindows2000をインストールしてみよう。

まずはホストWindows2000にQEMUをインストールしよう。ここからWindows用パッケージをダウンロードして適当なディレクトリにzipファイルの中身を展開する。現時点はqemu-0.8.0-windows-2.zipが最新であり、c:¥QEMUを作ってそこに展開した。

ついでにKQEMUもインストールしておこう。ここからバイナリをダウンロードして、ディレクトリ構造を残したままc:¥QEMUに展開しよう。現時点の最新はkqemu-0.7.2.tar.gzだった。するとc:¥QEMU¥kqemu¥kqemu.infというファイルが解凍されているはずで、それを右クリックして「インストール」を選択する。その後にコマンド プロンプトを開いてc:¥QEMU> net start kqemuと入力する。これでインストールは終了。

ゲストWindows2000のインストールに移ろう。まずはイメージファイル作成。コマンド プロンプトにてc:¥QEMU¥qemu-img.exe create windows2000.img 10Gと入力するとほぼ瞬時に10GBほどのイメージファイルが出来上がる。次にWindows2000のインストールCDをCD-ROMドライブに入れて、QEMUを起動する。qemu.exe -L . -m 128 -hda windows2000.img -soundhw es1370 -localtime -cdrom //.//d: -boot dこの場合、CD-ROMドライブはd:である。後は普通にWindows2000をインストールするのみ。

ここで実は問題があって、なぜかキーボードを日本語としてインストールしているのに「u」が入力できなかった。幸いKey Codeに u がなかったからよかったけど、つけようと思っていたマシン名とか、パスワードに u があったから困った。マシン名はあとで付け直したけど、パスワードは初回ログイン時に入力してはじかれるまで気がつかなかった。パスワードの中の u を除いて入力したらログインできた。

やっぱり解像度はHigh Colorの場合は1024×768どまり。それよりもなぜかネットワークにつながらなくて困っている。ホストOSのネットワークが10.xxx.xxx.xxxでQEMUの内部ネットワークも10.xxx.xxx.xxxだからかな?ここところは今のところ原因不明・・・

まあ、普通に使う分には問題なしで、Pen4 2.9GHzマシンなのでそこそこさくさくと動いてくれる。これなら常用しても問題ないレベル。

QEMUを試す

ちょっと仕事でいろいろな環境(Windowsのバージョン、Officeのバージョン・・・)を試す必要があって、それぞれマシンを作っていたらきりがないからVirtualPCを試してみようと思い立った。で、いちばん簡単なのはVMWareを買ってくることだろうけど、最近フリーのVirtualPCが話題になっているからまずはそちらを試してみることにした。

まずはQEMU。現時点で最新はQemu 0.8.0で、バージョンが1未満なのが気になるけど、いろいろなサイトでの報告を見ているとほとんど問題なく使えているみたい。今回トライする環境としては、とりあえずLinux (Fedora Core 4) テスト機にWindows 2000をインストールしてみよう。

いろいろと試してみたけど、どうやらちゃんとソースからコンパイルしたほうが良いみたい。Linux用バイナリもあってそちらのほうがお手軽だけど、どうしてもWindows 2000のインストールの途中でエラーが発生してしまう。そして、QEMU accelerator (KQEMU) も同時に入れておかないとなぜかうまくいかない。

とりあえず今回成功したQemuの設定方法をまとめてみよう。
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