1GHzに挑戦!(謎のTurbo Controller不具合)

2000. 9. 5

な〜にを今更、って感じですが、随分昔に手に入れてあったPentiumIII 700MHz(SL454、90160358)を遊ばせておくのももったいない話で、こやつをちゃんと1GHzで常用しよう!と言うのがねらいです。

ぢつは、このPentiumIII 700MHz、手に入れた時点でリテール状態では実験済みで、BIOSでは1GHz、Windows起動は950MHz程度であることが分かっているのです。リテールで1GHzいかないとは・・・とほほ、今回ははずれかな、なんて嘆いていたのでした(笑)

石としては当たりではなかったものの、今回は以下の装備で頑張ってみようと思うのでした。

CPU PentiumIII 700 (SL454, 90160358)
ヒートシンク (とりあえず)リテール・・・行く行くはAlpha!
マザー Abit BH6-1.1 + Turbo.PLL-01 + Turbo Controller!
メモリー Micron 75B (128MB)
ビデオ Matrox G400 DH
HDD Seagate Barracuda ATA (ST313620A)

それじゃ、頑張りましょうか!

さ、今回の秘密兵器であるTurbo Controllerです。詳しくはヒロ坊さんの廃人の庵にて!

組み立て自体は3,4時間で終了!このキットはICなど、足の多い素子が多いので、ハンダ付けに慣れていないと結構つらいかも・・・

送料がもったいないからフロントパネルもあわせて注文し、合計\22,575(消費税込み)でした。

高いなぁ〜、と最初思っていたのですが、組み立てている間に2万円の価値を認識できる作りです。メーカー製ではないのに、完成度はかなり高いです。

、PCにつないで見るとPCが起動しない・・・ とりあえずマニュアルにあるような設定を済ませ、PCのパワーオン!・・・(沈黙)

何度か設定を変え、PC起動を繰り返すと、たま〜にPCが起動するのです!! どのようなケースでPCが起動するか調べてみると、Turbo Controllerのモードをセットアップモードに設定するとPCが起動するようです。Turbo Controllerの本来のオペレーションモードではうんともすんとも・・・ Turbo Controllerはオペレーションモードでないとグリグリして動作周波数を変えることができないのです (T_T) せっかく組み立てたのに・・・

でも、まずPCの起動を試み、うんともすんとも言わない間にTurbo Controllerをセットアップモードに変更して、PCを再起動(リセット)すると、まるで何事もなかった用に起動するのです。しかも、初回起動時にグリグリと設定した動作周波数にちゃんとセットされているのです。ま、これで使えると言えば使えるのですが、やっぱりTurbo Controllerを導入したからにはグリグリしたいわけでして・・・

セットアップモードでリセットして起動したPCでも、途中でオペレーションモードに変更すると、その時点でフリーズしてしまい、リセットしか手段がなくなるのです。

なぜオペレーションモードでは動かないのか? なぜセットアップモードで動くのか? モードの違いによって発生する不具合ならTurbo Controllerのマイコンが怪しいが、そもそもマイコンの不具合なら最初から動かないような気もする・・・さっぱり分からなくなってきました (@_@)

と言うことで、サポートにヘルプ・ミー・メールを出したのでした。

日曜日にメールしたにもかかわらず、月曜日のお昼には回答が!! 凄い!! このような対応は大変好感が持てます。

メールの内容を掻い摘んでまとめると、
  • マザーボードのBIOSの設定でSpread Spectrumにしているのであれば、解除する
  • Turbo.PLL-01とマザーボードとの間のGND接続が不完全な場合は動作が不安定になる
  • セットアップモードでリセットしても、その前のオペレーションモードの状態を維持したままである
  • 設定した動作周波数で動作するのであれば(例えセットアップモードでリセットしたのであっても)マイコンは正常に動作しているし、配線にミスはない
これは本当に要点だけをまとめただけで、大変丁寧な回答でした。必要だったらコントローラとマザーを郵送すれば検証まで行ってくれるとか・・・凄すぎる! これだけのサポートで2万円は逆に安いかも・・・

さ、心強いサポートが得られたので、早速問題解決に取り掛かりましょう。サポートの回答どおり進めましょう。

まず、BIOSの周波数選択においてSpread Spectrumは嫌いだからいつも使っていない。よって、一番疑わしいのはTurbo.PLL-01のGND接続です。とにかく手当たり次第GND接続を検証しましょう!

が、Turbo.PLL-01とマザーボード上のGND接点をいくつつなげても一向に症状は変わりません(涙) そもそもTurbo.PLL-01とBH6-1.1は念入りにGND接続してあったのでした。しかも、Turbo.PLL-01単体で使っているときは全然不具合なんてなかったし・・・

んじゃ、と言うことで、Turbo Controllerとマザーボードとの間のGNDをつないで見ましょう。マザーのGNDをとるのを面倒くさがってTurbo ControllerのGNDとケースの金属部分をショートさせると、PCがオペレーションモードで起動したんです!

これはビックリ! まさにサポートの回答がズバリでした。GND接続の大切さ、重要さを改めて勉強しました。

やれやれ、ようやく原因が分かった、と思ってTurbo ControllerのGND接続を補強することにしました。

Turbo.PLL-01とTurbo Controllerをつなぐ部分からTurbo Controllerの他のGND接点へリード線をハンダ付けしたのでした。

これでやっと直った、と思ったら・・・ これでも起動しないときがあるのです・・・ 確かにPCがオペレーションモードで起動する確率は上がっているのですが、起動しないときは全く起動しない・・・ トホホ

いろいろと試験していたら、なんと、正常起動(コールドブートし、Turbo ControllerがオペレーションモードにてPCが起動すること)する場合はTurbo ControllerをPCケースからある程度の距離を置いて設置するときなのです。そのときはほぼ100%正常起動するのです。大変奇妙です。それと、Turbo Controllerを手で持っていると正常起動する確率が非常に高い、と言うまたまた奇妙な現象を発見しました。

ちなみに、写真にあるような位置ですと正常起動しません。

写真のような位置だとほぼ100%正常起動します。

う〜む。これは全くもって奇妙です。昔、電子機器から発せられる電磁波(毒電波?)が問題になっていましたが、ケースから発せられる何らかの電磁波、電磁場の変動あたりが急に疑わしくなってきました。

そこで、次のような仮説が頭をよぎったのでした。「ケースから発生する何らかの電磁波がTurbo Controllerのマイコンに悪影響を与え、オペレーションモード時の動作を不安定にさせる・・・仮説としてはこれまでの現象を見事に説明するんです。

でも、なんとなく科学的な根拠としてはいまいちなような・・・

ちなみに、私自身はあまり毒電波やPCから発生する電磁波は大した影響を及ぼさないと考えています(いままでは・・・)

この仮説を検証すべく、Turbo Controllerマイコン専用電磁波シールドを作成しました(笑) なんてことない、アルミ箔をティッシュでくるんだだけです。

これでマイコンを保護して、不具合が解消するか・・・見ものです。

Turbo Controllerマイコン専用電磁波シールドの装着状態です。

早速シールド付きで起動させましたが、シールドのみではPCは起動しませんでした。

が、写真のようにシールドとケースをショートさせると立派にPCは正常起動したのでした。Turbo Controllerがこの位置でPCが正常起動したのは(手を触れていたとき以外は)初めてでした。

シールドをケースとショートさせる意味がいまいち理解できていませんが、なんとなく仮説を裏付けるような気もしています。本当に不可解です。

あ、それと、Turbo Controllerを手で触れているときに正常起動するのも不可解です。体はアースの働きをする(室内アンテナを手で持っているとTVの映りが良くなる)ことは知っていますが・・・

今回の不具合への対処は、
  • GND接続を強化する
  • 電磁波の影響を少なくする
でしたが、本当にこれで良いんだか(笑) 皆さんのご意見をお聞きしたいところです。

とりあえず現在はTurbo Controllerをケースから離して置いているのですが、ちょっとカッコ悪いので、外付け用Turbo Controllerケースを自作しようと思っています。

予想外のTurbo Controllerの不具合で1GHzチャレンジどころではなくなってしまいました(笑) チャレンジは次回と言うことで・・・

続く・・・


Top