電源の静音化
2001. 7.14

今回のホームサーバの目的の一つである、「静かであること」について考えてみましょう。

まず、パソコンはなぜうるさいのか・・・

それは、モータの音、それに伴うケース、側板などの共振音、ファンの風切り音などが、主なノイズ源でしょう。結局、諸悪の根源はモータなのです。

モータの追放

パソコンにはいろんなところにモータがありますねぇ。片っ端から取っ払ってしまいましょう!!

まずは、CD-ROMとFDD。サーバは基本的に起動しっぱなしで、その上で作業をすることは稀。よって、これらはいらない!!必要なときにはそのときにつける!電力の節約にもなるし!

お次はファン。これはいっぱいある。Dual CPUだから、CPUファンが2個、ケース用ファンが1個、電源のファンが1個。これを何とか1つに出来ないか。

1つのファンで、CPUの冷却、電源の冷却、ケース内空気循環を兼用できないか?

可能であれば無くしたいんだけど、電源のファンはちょっと危ないから外せない。電源がオーバーヒートすると非常に危険です。火吹くか、コンデンサが爆発します。

だったら、電源のファンのみに出来ないか?
ファンの風量は変えずに、音を小さくするには、ファンの回転数を下げて、ファン自体を大きくする必要がある。電源のファンを取り替えて、ついでに風切り音の原因となる障害物も取ってしまいましょう!

電源の改造

電源のファンは8cm角のファンをとりはずし、12cm角のファンを取り付けましょう。で、このファンでCPUも一緒に冷やすわけなので、ケースの背面にあってはいけません。CPUのヒートシンクのすぐ近くに配置を変えましょう。

で、ついでに、風切り音の元となるファンガードも取ってしまいましょう。

出来上がり!

ちょっと仕上げがみっともないのでみすぼらしいですが、こんな感じで出来ました。

ポイントは電源ケース(ステンレス板)をどのように切り抜くか・・・でしたが、世の中便利な工具もあるもので、リブリングカッターと言って、ハサミの要領でステンレス板を切り抜くことができるものがあったんです。これでチョキチョキと切り抜いて・・・

12cm角ファンはでっかい! これなら大丈夫そうだ!ちなみに、12Vファンを7Vで駆動する予定です。

12cm角ファンは大きいし、2つあるCPUにあわせて配置しないといけないので、電源ケースからはみ出してしまいました。そこんところを強引にガムテープで隙間を塞いでいるところが、なんとも安易と言うか・・・

ファンガード切除

ファンガードもニブリングカッターで切り取ってしまいましょう!

丸い穴がポカーンと口を開けています。私はこのままにしておこうとおもうのですが、万が一のことを考えると風切り音の少ないワイヤータイプのファンガードをねじ止めしても良さそうですね。
 

いやー、でかい!

ほんとにでかいファンです。

とりあえず7Vをかけて、回転させると、かなり静か。でも、風量は流石12cm角だけあって、かなりの風量。取り替える前の8cm角ファンの風量を明らかに上回ります。

さ、ケースに取り付けて見ましょう!

写真が無いので残念ですが、猛烈に静かなパソコンができてしまいました。窓を開けた部屋であれば、ほとんどPCの音は聞こえません。PCの間近に耳を近づけ、聞き耳を立てないと聞こえません。夜中の窓を閉めた、静まり返った部屋では流石に音は感じられるものの、全く気にならないレベルです。

これはいいです!

大どんでん返し!

なかなか、上手く仕上がったサーバだけど、1ヶ月ほど運用してみたら、なんと電気代が4,000円近くも跳ね上がってしまったのである!

いや、すべてがサーバのせいではないんだけど、それでも、1,000円はかかっているでしょう。必死の弁明も虚しく、24時間運用は禁止令が発令されてしまったのである。

そうかぁ、1.省電力、2.静音、3.信頼性を高度にバランスしなければならないのね・・・でも、特に「1.省電力」に重点を置かないといけないとは・・・

出直しですね (T_T)


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