サーミスタ比較

1999. 7.30

FW-6280BXDR/155に付属の温度測定用サーミスタは先が丸まっており、CPUコア付近を測定しようと思うと大きくて困ることがある。実際、マニュアルではサーミスタをヒートシンクにテープで固定するよう勧めている。しかし、これでは中上級者クロックアッパーは満足しないのである。究極であれば、CPUコアに直にサーミスタを貼り付けたくなるのである。

P2B-Fに標準で添付されているサーミスタはフィルム状であり、CPUコアとヒートシンクの僅かな隙間にも入り込むことが可能であり、CPUコアに限りなく近づけるのである。

しかし、サーミスタと言う素子は温度により抵抗値が変化する素子であり、どの温度でどの抵抗値かは、サーミスタの種類によって千差万別なのである。よって、FW-6280BXDR/155に付属のサーミスタとP2B-Fに付属のサーミスタでは(そもそも形状が違うので)特性が違うことが予想され、(正確な温度を把握するという用途から考えると)使えない可能性が大きい。

しかし、ものは試し、早速我が家に3種類のサーミスタがあるので、温度測定実験を行ってみました。
まずは室温測定。FW-6280BXDRには2つのCPU用にサーミスタ取り付け用ピンがあるので、片方にFW-6280BXDR純正サーミスタ、もう片方にP2B-F純正のサーミスタを接続し、KAZペルコンに付属のサーミスタとともにテープで固定し、なるべく同じ地点の温度を測定するようにした。

次いで、3つのサーミスタをまとめて指の腹と腹で押し付けて、体温を測ってみました。その結果が以下の表です。

室温測定 体温測定
FW-6280BXDR/155純正サーミスタ 32.0度 33.5度
P2B-F純正サーミスタ 31.0度 34.0度
KAZペルコン付属サーミスタ 31.8度 34.3度


まず、室温ではFW-6280BXDR純正サーミスタのほうがペルコンサーミスタに近い温度になりました。そして、体温ではP2B-F純正サーミスタのほうがペルコンサーミスタに近い温度になりました。でも、プラスマイナス1度程度の差なので、誤差と言えるかもしれません。

この結果から、P2B-FのサーミスタはFW-6280BXDRに使っても差し支えないと言うことになりました。早速P2B-F用サーミスタ買ってこようかなぁ。
Top