マルチディスプレイ

2000. 3.29

VAIO C1XFの唯一の弱点がディスプレイの狭さである。横幅は1024ドットあって、XGA(1024x768)並なのだが、いかんせん縦方向が480ドットとVGA(640x480)並なのである。そもそもそれを承知で選んだんだから文句は言えないけど、こんな不便なこともある。

Visio2000のダイアログボックスのように480ドットでは納まりきらないデザインのアプリケーションが結構あるのにびっくりする。そもそもPC/AT互換機の最低条件はVGAなのだから、せめてVGAで表示できる画面設計をお願いしたいものである。

それ以外は、メールソフトで一度で確認できるメールの件数が少ないとか、WWWページには下の方を見逃してしまうこともある。でも、Office2000のようにツールバーを縦に置くこともできるアプリケーションは重宝する。ツールバーはそうしょっちゅう使うものでもないし、ウィンドウの左端にある違和感はすぐ解消する。まさにVAIO C1XFのためにあるようなアプリである!

それでも仕事に使う場合は縦方向に長い文書ばかりだし、図面を描く場合は縦方向に長い図はかなりつらい。

しか〜し! これは予想されていたのである(当たり前)。こんなときのために、VAIO C1XFは標準でマルチディスプレイ対応なのである(もう一つのディスプレイは自分で用意しないといけないが・・・)。さて、そもそもマルチディスプレイとはなにか。「1台のコンピュータで同時に複数の画面(ディスプレイ)を使えるようにする仕組み」であると言える。ただ、同じ内容を複数の画面に表示させるのは面白くないので、ここでいうマルチディスプレイは、「複数の画面をあたかも1つの画面のように動作する仕組み」と限定しよう。簡単に言ってしまうと、複数の画面に渡ってカーソルが移動でき、ウィンドウは複数の画面のどこにでもおける。

VAIO C1XFのマルチディスプレイでは、本体についているディスプレイがモニタ1になり、こちらにスタートメニューとタスクバーがあり、壁紙もこちらに設定される。追加のディスプレイはモニタ2となり、こちらはバックグランドの色だけとなり、ちょっと味気ない(笑)。

しかし、ちょっと考えて見ても分かるとおり、2つのディスプレイの画面表示を一つのグラフィックス・チップが処理しているわけで、当然ながらそんなに欲張った画面設定は行えない。モニタ1(本体のモニタ)は1024x480:16bit High Color以下でないとマルチディスプレイは設定できず、この状態ではモニタ2は最高でも1024x768(XGA):256色あるいは800x600(SVGA):16bit High Colorしか設定できない。だから、いくら大きなディスプレイをモニタ2として接続しても、グラフィックス・チップが大画面に追いつかないのである。

あと、不具合もいくつか遭遇している。

<不具合1>
マルチディスプレイの設定を行った直後はモニタ1と2のディスプレイプロファイルが両方とも新しいディスプレイに設定されてしまっています。だからと言って何か不具合があるわけでもないのですが、モニタ1を選択して、正しいプロファイル(VAIOの場合は、「VAIO シリーズ ディスプレイ パネル」)を選択します。

<不具合2>
マルチディスプレイの切り替え方法をきちんと行わないと、デスクトップアイコンが崩れたり、システムが不安定になったりします。ちゃんとした方法とは、 です(マイクロソフト非公認)。 マルチディスプレイをonにするにはその反対を行えばいいです。 この手順を行う限りはデスクトップアイコンの乱れやシステムが不安定になる不具合などは発生していません(他の理由でシステムが不安定になることはありますが・・・)。
2000. 4. 1 追加情報
実は、この症状、再発しました。いつもはVAIOを最初に立ち上げてからモニタ2をつなげていたのですが、今日は起動時からモニタ2を接続していたら見事、アイコンの並びがぐちゃぐちゃになってしまいました。どうやら最初からマルチディスプレイで立ち上げるとダメな様子。
<不具合3>
モニタ2のほうが256色であること、およびグラフィックドライバのバグが原因のようであるが、Visio2000のツールバーアイコンが黒くなってしまう。せっかくツールバーが広々と表示されているにもかかわらず、真っ黒なので何のボタンか分からない。ポップアップが表示されるまで怖くて押せない(涙)。

あと、いくつかマルチディスプレイの疑問に答えるべくいろいろな実験を行って見ました。

<マルチディスプレイの疑問シリーズ>
 
デスクトップアイコンはどうなる?
本文の中にスタートメニューとタスクバーはモニタ1に表示されることを書きましたが、デスクトップアイコンはモニタ1に表示されたり、モニタ2に表示されたりします。この規則性はまだ分かっていません(汗)。
ただ、正規のマルチディスプレイ切り替えを行えば、安定的にモニタ1に表示されるようです。ちなみに、デスクトップアイコンがモニタ2に表示されるとアイコンの並びがぐちゃぐちゃになってしまいます。並べ替えるのが大変です (-_-#)
2000. 4. 1 追加情報
どうやら最初からマルチディスプレイで立ち上げるとダメな様子。
 
スクリーンセーバーはどうなる?
モニタ1のみに起動します。モニタ2はそのままです。モニタ2がブラウン管ディスプレイなので、こちらのほうにスクリーンセーバーが欲しいのですが・・・
Windows98のシステムはモニタのプロファイルデータを持っているはずだから、ブラウン管か液晶かは分かるはず・・・それでどのディスプレイにスクリーンセーバーを起動すべきか分かるはず・・・でも、そんなことしないよね(笑)
2000. 4. 1 追加情報
実はいつもスクリーンセーバーに設定している「Picture Gear Panorama」が上記仕様のようで、その他の標準で備わっているスクリーンセーバーはちゃんと全画面スクリーンセーバーになります。「Flying Windows」なんて、ちゃんとマルチディスプレイの全体の中心から「Windowsロゴ」が飛んでくる(笑)
 
画面の最大化を行ったらどうなるか?
それは、モニタ1のアプリケーションを最大化したらモニタ1のみに最大に表示されます。モニタ2のアプリケーションを最大化したらモニタ2のみに最大化されます。
それでは、モニタ1と2の間に位置しているアプリケーションはどうなるか?恐らくですが、アプリケーションウィンドウのより多くの面積がかかっているモニタに最大化するようです。なかなか芸が細かいですねぇ。
 
「デスクトップの表示」を行ったらどうなるか?
クイック起動にある「デスクトップの表示」を行うと、モニタ1と2のすべてのウィンドウが最小化されます。
そもそもこの便利な機能を見過ごしている人が多いです(笑)。



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