USB接続の外付HDD

2000. 4. 1

仕事の関係で(出先での作業用なのです・・・)、共有HDDを購入することにした。しかし、PCはノートパソコンが2台(VAIO PCG-C1XFとVAIO PCG-N505)で、どちらが必ず存在するわけでもない(サーバー的扱いができない)。しかも、ファイルサーバー用にPCを導入することも許されない。ただ、ネットワークは10baseTで構築済みで、共有の基盤はできている。

この環境で、2台のノートPCがどちらもサーバーとして機能しなくてはいけないため、共有HDDはどちらのノートPCにも接続可能でなくてはならない。

まず考えられるのはPCカード接続の外付HDD。でも、ネットワークカードがPCカードなのである。USBネットワークアダプタを別途購入することも考えられる。でも、Windows98はただでさえもネットワーク周りは怪しいのに、むやみにネットワークアダプタを増やしたくない。

お次はIEEE1394(iLINK)接続の外付HDD。iLINKならVAIO標準搭載だから良いだろうと思ったが、動作保証されているのはWindows98SEのみ。残念ながらVAIO PCG-N505はWindows98。動作保証のないものを会社のお金で買うのはねぇ。

よって、消去法でたどり着いたのがUSB接続のHDD。IDE-USB変換機能のついたHDDケースとしても販売されている。大きく分けて2.5inch HDD対応のものと、3.5inch HDD対応のもの(両方対応と言うのもある)。そのなかでもHDDが予め付属するものと、ケースのみで販売されているものに分かれる。コストパフォーマンス的にはケースのみで買ったほうが良さそうだったけど、どうせ会社で買うんだし、と言うことでHDD込みのものに決定!でも、一つだけ不安が・・・パフォーマンスなのである。どのUSB接続HDDにも「バックアップのリムーバブルデバイスとして最適!」みたいな歌い文句が・・・ま、これは買って試して見るしかありませんね(笑)。

購入したのは出先なのでフットワークの軽い2.5inch HDD内臓のメルコ DPN-6GUSBである。何が良かったって、メルコと言うメーカーの安心感とデザインの良さ!!

大きさは2.5inch HDDをちょっと大きく、長くした感じで、今流行りのスケルトンです。写真では中の2.5inch HDDが透けて見えています。Hitachi製ドライブでした。

作りは非常に簡単で、スケルトンケースも柔で、力を入れるだけで開いてしまいそうなものです。中のドライブは恐らくEIDEドライブで、EIDE-USB変換回路が入っていますが、とても簡単なものです。この部分だけ売って欲しいと思ってしまうのですが・・・

さて、問題の使用感ですが、悪くないです。確かに直付けのHDDとの差は体感できますが、1MB以下のアプリケーションを使用している限りはあまり苦にならない違いです。直感的にはファイルの読み書きに要する時間はアプリ自身のHDDアクセスに紛れてしまっているようです。

さ、今度はベンチマークを取ってみましょう。明日ね(笑)

2000. 4. 4

ちょっと間があいてしまいましたが、とりあえずHDBench 2.610でDPN-6GUSBのベンチマークを取って見ました。それぞれの測定毎に3回計測し、平均を取っています。

VAIOに直付け Read: 863[KB/sec]
Write: 776[KB/sec]
USB HUB経由 Read: 856[KB/sec]
Write: 768[KB/sec]
USB HUB+
Network経由
Read: 511[KB/sec]
Write: 506[KB/sec]


まあ、大方の予想通り(笑)VAIO直付けがRead、Writeとも一番速いです。USB HUB経由では僅かながら速度の低下が見られました。当然この程度の差は体感できませんが。ネットワーク経由ではかなりの速度低下があったのですが、体感的にはさほど違いがあるとは思えませんでした。

それにしても全体的に性能が悪いですね。USB規格では高速モードmaxで12Mbps(1.5MB/sec)のはずですから、もうちょっと速くてもいいような・・・

ちなみに、内臓のE-IDE規格内臓HDD(Hitachi製?)との比較も行いました。

VAIO内臓HDD Read: 12,118[KB/sec]
Write: 12,471[KB/sec]
USB HDD
(VAIOに直付け)
Read: 863[KB/sec]
Write: 776[KB/sec]


圧倒的な性能差です(笑)。ま、USB HDDが内臓HDDにかなわないことは当然としても、差がありすぎです。もしかしたらDPN-6GUSBのUSBドライバの改良で性能も向上するかもしれません。今後に期待ですね。

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