C1XFにWindows2000をクリーンインストールする
2001. 5. 2
我がC1XFもそろそろリソース不足問題に終止符を打つときが来たようだ!
と言うのも、最近は仕事でOutlook、メール、Web巡回(?)、ブラウザ、メッセンジャーを立ち上げているのだが、この上にWordやExcelを立ち上げるとすぐさま不安定になってしまうのである。リソースメータではリソースが30%を切っているのである。もうこれはWindows2000をインストールして、Windows9xのリソースの呪縛から逃れるしか方法がなさそうである。

ちなみに、今回は写真がないので読みにくいです(汗)

で、どうせWindows2000化するのであればHDDをまっさらにしてクリーンインストールするに限るでしょう。過去はスッキリと清算して・・・

Windows2000では(WindowsNT系列であれば)インストール途中でHDDのパーティショニング、フォーマットも行えるので、HDDをまっさらにするのはインストール時で良いでしょう。

たまたま(笑)VAIO純正のCD-ROM(PCGA-CD5)を持っているので、このドライブからの直接インストールしてしまいましょう。Windows2000はCDブータブルだし、PCGA-CD5もC1XFをブート可能だし。

<準備>

VAIOのホームページからWindows2000化に必要なファイルをすべてダウンロードする。これらにはC1XF用のWindows2000対応BIOS、各種ドライバ、各種ユーティリティが含まれている。すべて自動実行形式の圧縮ファイルなので、あらかじめ展開しておき、CD-Rに焼いておく(ほうが便利だと思う・・・絶対じゃないけど)。

<BIOSアップデートディスクを作る>

久しぶりのフロッピーなので戸惑いがちだが、次のディスクを用意する。
  • BIOSアップデート作業の起動用ディスク
  • BIOSアップデートファイル格納用ディスク
  • (万が一のための)CD-ROMをDOSから認識可能な起動ディスク・・・これは[ノートブックユーティリティ]−[起動ディスク作成ツール]にこれを作るためのユーティリティがあるので、Windows98の時にしかできない作業なので、あらかじめ作成しておいたほうが後々良いであろう。

<バックアップ>

とりあえずテンポラリファイル、スワップファイル以外のファイルを全部コピーする。一応会社用マシンなので・・・ ネットワーク越しにやったので半日かかった。やっぱり無線LANは遅いのら。

方法は何も考えずにネットワーク越しにドラグアンドドロップ。注意しなくてはいけないのは、システム(通常はc:\windows)ディレクトリにwin386.swpなるファイルがあって、これをコピーしようとするとエラーで停まってしまう。これを選択せずにコピーするのがミソ。あと、ルートにsave2dsk.binなるものもあるけど、これはハイバネーションに入るときのファイルなので、これもコピー対象から外しておいたほうがいいかも。

<BIOSアップデート>

VAIOホームページにかかれてあるとおりにやる・・・何の問題もなし。BIOSアップデート中に電池切れにならないようにAC接続を再確認!

<CD-ROMからブート>

起動途中なんでもいいからキーを叩かないとCD-ROMからブートしません(笑)

インストールの途中黙ってしまうことも・・・CD-ROMも何も動かず、しーん・・・・でも、1,2分すればまた動き出します。

パーティションはシステム4GB、その他8GBに決定! 最初の4GBのほうがHDDのアクセスが速くなるので、システムパーティションにはOSやアプリケーションを優先的にインストールする。ここではOSのインストールに必要なパーティションだけ用意してインストールを続けましょう。残りのパーティションは後で・・・

とりあえずWindows2000インストーラはC1XFのPCMCIAスロットとCD-ROMを認識したようです。インストール途中でもトラックポイントは使えています。便利ですねぇ。Microsoftもやりますなぁ。

<再起動・・・>

以前のWindowsNTに比較すると再起動の回数が減って便利です。が、やっぱり面倒ですね(^^;

で、最初のログインを済ますと、内蔵スピーカーから大音響のファンファーレ!!と、言ってもたかが知れていますが、今まで聞いたことのない音量です。

<パーティション確保>

ひとしきりインストール作業が一段落したら、残りのパーティションを切ってしまいましょう。[管理ツール]−[コンピュータの管理]−[ディスクの管理]で拡張パーティションを確保して、論理ディスクを作りましょう。べつにプライマリパーティションでもいいんだけど、確かDOSからのアクセスのときに不具合があったような・・・ここらへんはおまじないと言うことで・・・

ちなみに、C:もD:もFAT32にしておきました。ノートPCなのでちょっとでもディスクアクセスが速いほうがいいし、なんかあったときにDOSからも見れるようにしておきたいし。いつでもNTFSにはコンバート(コマンドラインで convert c: /fs:ntfs)できるし。

<ドライブレターの変更>

新しく確保したパーティションはD:がいいでしょう。そこにWindows2000のCD-ROMのi386ディレクトリをコピーしておきましょう。そうすると、実際にインストールしたのはD:(CD-ROM)で、後でインストール元を参照するとD:(データディスク)となるわけです。

<ドライバのインストール>

CD-Rに焼き付けていたものをHDDにコピー。これもD:がいいでしょう。で、VAIOのホームページにあるインストール手順を忠実に守る。
  • Sony Notebook Control
  • プログラマブル I/Oドライバー
  • SonyUtilities
  • SxBIOS(Sony Exetended BIOSになっていた(笑))
  • ホットキーサービスドライバー
  • ディスプレイドライバー(新しいほう(2000/2/17)をインストール・・・再起動・・・ディスプレイ設定変更・・・画面が広々!!)
  • トラックポイントドライバー(また再起動・・・)
  • モデムドライバー
  • ヤマハオーディオドライバー(新しいほう(2000/9/6)をインストール・・・インストールが面倒・・・再起動)
  • CD-ROMドライバー
  • モーションアイ カメラドライバー(再起動・・・)
  • Sony Notebook Setup(再起動・・・)
  • PowerPanel(再起動)
  • Battery Scope(再起動)
  • ジョグダイヤルユーティリティ(新しいほう(2000/10/16)をインストール・・・再起動・・・ジョグダイアルユーティリティのセットアップ起動せず)
  • モーションアイ カメラコントロールユーティリティ(促されないけど一応再起動)
  • Sony Shared Library(SxBIOS.dllが書き換えられない云々と言うダイヤログボックスが現れるも、「再起動」を選択する・・・ジョグダイヤルユーティリティのセットアップも起動するようになったのでOKかな?)
とりあえずここまでは順調、順調。ひとまずインストール完了!

<C1XFのWindows2000化ファーストインプレッション>

すごい!
  • スタンバイがあっという間。復帰は認証が入るためちょっともたつくが、それでもWin98と同じくらい。
  • いくらアプリを立ち上げてもリソース不足にならない!(当たり前!)
  • アプリをたくさん立ち上げてもCPUファンが暴走しない!タスクスケジューリングが高度に行われているんだろう。
いまいちかな・・・
  • クリーンインストールなのにちょっと遅い。体感的には使い古したWindows98SEと同じくらい。まあ、メモリが64MBなのでしょうがないかな。
  • デュアルディスプレイができない!(ちょっと痛いかも・・・)
  • カメラアプリがない!(バージョンアップすれば動くとの話も・・・)
ま、今のところはこんなものです。もう少し使いつづけるといっぱい出てくるかもしれませんが・・・

<ネットワークの接続>

我が家は無線LAN(メルコのAirConnect)を組んでいるのですが、AirConnectの設定は付属CDのWin2000.txtのとおり実行すれば問題なし。PCカードに無線LANカードを指してインストールする必要があるので、AirConnect CD-ROMにあるドライバ、クライアントマネージャ、ESSドライバのディレクトリはあらかじめHDDにコピーしておいたほうがいい。それと、エアステーション情報ファイルディスクをお忘れなく!

<これまでの不具合>

インストール当初は謎のブルースクリーン!が出ました。Hardware Mulfunctionとな?いままで見たことのない画面です。ハードウェアが問題だと言うことは恐らくBIOSあたりが怪しいと思い、BIOSを起動して見ると、ハードディスクの設定のところの32bit AddressingがDisabledになっているではありませんか。一応Default Settingがそうなっているようですが、ここをEnabledにしてからというものの、このブルー画面はでてきていません。これで良かったかは神のみぞ知る・・・

結構頻繁にあるのがスタンバイへの移行失敗。これは痛いですねぇ。Fn+EscでWindows2000のスタンバイモードに移行しようとしてハングしてしまうことがあります。長い時間使っていると発生するようです。う〜む。どうしたものか・・・

1回だけあったのですが、スタンバイからの復帰失敗しました (T_T) これも痛い。このときはスタンバイ状態のはずなのにCPU(とファン)が暴走していました。

スタンバイ系の不具合はACPIあたりが怪しくて、BIOS、ACPIドライバあたりが怪しいです。あとは無線LAN PCカードも怪しいです。一応最新版のドライバを使っているのですが・・・

ま、とりあえずはこんなところです。

2001. 5.17
<ブルースクリーンの恐怖は続く・・・>

ブルースクリーンは結局あの後も性懲りも無く出つづけたのであった・・・

そこでインターネットのフルパワーを炸裂させて、色々なBBSやらVAIOなHPを覗いてみたのであった。そしたらC1XFでブルースクリーン(Hardware Mulfunction)が続出しているのである。これは共通の不具合なんですね。ま、そうと決まったら俄然ファイトが湧いてくるというものです。もうちょっと調べましょう。

<インターネット調査>

インターネットには優れた人がいっぱいいるんですねぇ。Hardware Mulfunctionブルースクリーンを開設してくれるBBSを発見!
結局「チップセットがエラーを検出したときにNMIを発生させ、それを感知したOSが "Hardware Mulfunction" を表示させてストップしてしまう」らしいのです。"NMI" とか分からない言葉が出てきたのですが、要するにチップセットが悪そうなんです。

困ったときのFVAIO。と言うことでニフティのFVAIOに駆け込んでみました。するとどうでしょう、C1XF+Win2kでブルースクリーンしている人がわんさか!!嬉しいですね!!(喜ばしいことではないんだけど・・・)

なんと、ここにはブルースクリーンを克服している人たちがいたのでした!その手法とは・・・
  1. パワーパネル、バッテリースコープなどを起動させず、省電力設定を一切行わないようにする
  2. BIOSの再フラッシュ
  3. LLバッテリーを使う(後部が持ち上がり、底面の熱が逃げる)
  4. ソニーサービスステーションに持ち込んで修理
ふむふむ。とりあえずとりかかってみましょうか。

<対策、その1・・・省電力設定解除>

すべての対策に関係することだけど、熱、省電力制御、ACPIあたりに不具合が潜んでいそうなのである。

結果
まずは省電力系アプリと省電力の設定をすべて「なし」にする・・・ それでもブルースクリーンは発生するのであった・・・ 残念

<対策、その2・・・BIOSの再フラッシュ>

BIOSの再フラッシュに用いるのは、当初Win2k化するときに用いたファイル、ディスクそのもの。もしかしたら、と言うわずかな期待を持って・・・

結果
結局だめでした (T_T)

今度C1XE用のBIOSでフラッシュしてみようかな(危険!)

<対策、その3・・・底面を持ち上げる>

省電力機能がバグってて、熱がこもってしまうのかもしれない・・・との考えで、底面を持ち上げて少しでも冷やしてあげる作戦である。

結果
これはブルースクリーンを出にくくさせる効果はあった。でも解決にはならなかった・・・

ちなみに、PCカードスロットのカバーを開けっ放しにしたけど、それもだめ・・・

<対策、その4・・・修理>

まず、C1XFのWindows2000化はソニーの保証外であり、修理は受けられないことになっている。でも、あるBBSの情報によるとソニーサービスステーションに直接持ち込めば修理してくれるとのこと。また、ただ「ブルースクリーンが出るんですけど」と連絡するだけで修理に引き取ってくれる窓口もあるようだ。

結果
私のC1XFは修理に出していないけど、BBSの報告によると修理に出せば直るとのこと。でも、帰ってきたときにはWindows98に戻されているようだ。再度Windows2000化しないといけないけど、再度Win2k化すれば直るんだったらそうしたいなぁ〜

ま、時間が出来たら、ということで・・・

<今のところの結論>

実はここのところあまりブルースクリーンを見なくなってきたのである。どうもPCカードスロットのLANカードを挿していると調子がいいようである。
  • 3Com EtherLink III 3C589B(PC Card)
  • 3Com EtherLink III 3C589D(PC Card)
  • Melco WLI-PCM-L11(PC Card)
上記カードを装着しているときはブルースクリーンになりにくい。この4日間でたったの1回(実はこれを書いている最中だったりして・・・^^;)。逆に、
  • Melco LUA-TX(USB)
  • DataSlim2(Modem)
だとブルースクリーンが頻繁に現れるのである。現状ではPCカードLANアダプタを装着していればブルースクリーンの可能性は少ないのでなんとか持ちこたえている。それと、これまでの対策(その1〜その4)がある程度功を奏しているのかも知れない。

この一連の不具合はBIOSやアプリケーションプログラム、およびハードウェアのバグの可能性が大きく、省電力機能が正常に働かない → 筐体内が熱くなる → チップセットが熱暴走する → ブルースクリーン発生となっているような気がする。PCカードのLANアダプタを挿すと省電力機能がうまい具合に外れるので冷却がうまくいくのかもしれない。

しかし、この問題を完璧に解決するにはソニーのBIOSかアプリのアップデートを待つ(恐らくでない ^^;)か、修理に出すか・・・のどちらかであろう。

一応PCMCIA型のノートPC用のクーラーを買ってみようかな・・・ だめもとで。

Top